大人初心者のための絵画教室の選び方｜油絵を始めるためのポイントとは？

最初にお知らせです。
このサイトには
油絵を描いてみたい、いま学んでいる
という人が多くいらっしゃいます。

そのような人に、少しでも油絵を学ぶ
手助けができればと思い、
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多くの人に油絵の楽しさと魅力を
知ってもらえたら嬉しいです。

こんにちは、画家の佐藤功です。

大人になってから、
絵画を学びたいという方は
本当に多いです。

ただ、ネットを検索すれば、
無数に存在する絵画教室。

絵画を始めたいと考えている
大人の方にとって、最初の迷い所は、
どの絵画教室を選ぶか
ではないでしょうか？

特に初心者にとって、
適切な教室を選ぶことは、
上達するため、長く継続するための
重要なポイントになります。

この記事では、
絵画教室の選び方に焦点を当て、
講師との相性や教室の雰囲気、
教室までの距離、月の授業回数など、
具体的なポイントを挙げながら、
初心者でも安心して通える教室を
選ぶためのコツをご紹介します。

私自身は、画家業と並行して、
様々な絵画教室で講師をした経験があります。

また、知り合いにも絵画教室で講師をしている
画家さんが沢山います。
ですので、リアルな事情を知った上で
この記事を書いています。

ぜひ参考にしてください。

※美術大学や専門学校、スクールのような
専門的な教育機関ではなく、
気軽に通える絵画教室を
お探しの方に向けた内容です。

自分に合う絵画教室を、見つけるためのポイント
オンラインで絵を学ぶ選択

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油絵の始め方を解説！描く環境～道具まで｜初心者でもわかる基本の流れ

自分に合う絵画教室を、見つけるためのポイント

絵画教室を見つけるにあたって
まず、自分がどうしたいかを
明確にすると良いと思います。

学びたい絵画のジャンルは何か？

油絵
水彩画
デッサン
パステル画
色鉛筆

など

そして、学んで、どうなりたいのか？

・油絵を描いて、コンクールで賞を取りたい
・旅先の風景を、水彩でスケッチしたい
・デッサン力つけて、仕事に生かしたい
・パステルで、ペットを可愛く描きたい
・とにかく上手くなりたい
・とにかく気軽に楽しみたい

など

これらを、明確にすることが大切です。

また、自宅から教室までの距離や
通うペースも重要です。
短期間で集中的に学びたいのか、
長期的に継続してマイペースに
学びたいのかを考えてみてください。

さらに、教室で描くこと以外にも

・絵を描く仲間を見つけたい
・友人を作りたい
・描くだけでなく、美術の知識も身に着けたい

という目的があれば
それも明確に意識することが大切です。

このように、
自分がどうしたいかを、まとめておけば、
あとは、講師との相性や教室の雰囲気、
料金などの条件面で
自分にぴったりの絵画教室を
見つけやすくなります。

では、選ぶポイントについて
個別に解説していきます。

講師の方針と相性

絵画教室は、
美術大学や専門学校などのように
専門的なカリキュラムが
定まっていることは
ほとんど、ありません。

指導方針は、
講師の考えが色濃く出ている
といってよいでしょう。

例えば

・初心者にも、基礎から丁寧に指導する
・あまり干渉せず、自由に描かせる
・生徒の希望を取り入れて、ゆるく授業を進める
・改善個所を、厳しく指摘・指導する

など、方針は様々です。

自由に描かせたり
生徒の希望を取り入れたりなら
楽しみたい人に向いているでしょう。

基礎から丁寧に指導したり、
改善個所をしっかり指導をするなら
上達を目指す人、
デッサンなどのスキルを身に着けたい人
に向いているでしょう。

そして、
講師の経歴や活動状況、
専門性や指導経験も
調べてみてください。
また、作品も見てみるとよいでしょう。
自分が絵を学んでどうなりたいのかと
（つまり、自分が目指すところと）
講師の活動状況や作風が、近ければ、
何かと相談することができます。

さらに、重要なのが、講師との相性です。

・講師の教え方が、わかりやすいか
・質問しやすい雰囲気か
・指導されて、気持ちが上がるか、または、落ち込むか
・気兼ねなく話せるか

などですね。

講師との相性がよいと
学習が楽しくなり、長期的に学べて、
上達も見込めます。

どのような指導方針が、
自分に合っているのか
講師との相性はどうなのかを
見極めましょう。

ここで、お知らせです。
絵画教室を検討しているあなたへ

検討してみたが、
絵画教室に行っている時間がない
距離が遠くて通学が難しい。

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教室の雰囲気、生徒の年齢層・人数

教室の雰囲気も重要なポイントです。

生徒同士の交流が活発な教室もあれば、
個人個人が静かに制作できる雰囲気の
教室もあります。

活発な教室なら、友人も作りやすいでしょう。
静かな教室なら、制作に集中できるでしょう。
自分がどのような環境で学びたいかを考え、
それに合った教室を選んでみてください。

また、生徒の年齢層は、教室によって様々です。

年齢層が自分に近いと、共通の話題が増え、
年齢層が自分と離れていると、新鮮な話題にもなります。
自分は、どちらが楽しめるかを考えてみましょう。

次に人数です。

大人数だと、他の生徒の多くの作品に触れて、
刺激を受けたり、様々な意見の交換ができます。
ただ、人気講師が長年やっている教室では、
人数が多く、人間関係が出来上がっているので、
新しく入って、その人間関係に入っていくには
時間が、かかることもあるようです。

少人数だと、講師との距離が近くなり、
指導も受けやすくなるでしょう。
ただ、少人数の場合、生徒数が減ったら
予期せず、教室閉鎖ということもありえます。

自宅からの距離

できるだけ、
近くに絵画教室を見つけることを、
おすすめします。

毎月数回の通学でも、億劫になる日はあります。
自宅から近くて通いやすいのは、
長期的に継続するには、大きい要素です。

ただ、短期間集中の教室で、
学びたい講師がいるなら、
距離が離れていても通えると思います。

月の授業回数と料金体系

そして、料金です。
月にどれくらいの頻度で授業があるか、
その料金体系が
自分の予算に合っているかを
確認しましょう。

月に固定で数回の授業がある教室や、
回数制の教室もあります。
入会金や年会費が必要な教室もあります。
料金体系は様々です。

授業1回あたりの料金を
割り出すと、比較しやすいです。

例えば、

1か月授業4回で、16000円の教室だとすると
授業1回あたり、4000円となります。

3か月授業6回で、29800円の教室だとすると
授業1回あたり、約4970円となります。

※入会金や年会費が必要な場合は、
授業数で割って、授業1回あたりに合算します。

自分のスケジュールや
予算に合った教室を選ぶことで、
無理なく学び続けることができます。

体験教室の参加は必須

以上、解説したポイントを踏まえて、
教室を探してみてください。

絵画教室には、
大手新聞社系、放送局系や
大手カルチャースクール系と、
個人の絵画教室が無数にあります。

大手は、
たくさんの講師が在籍して
様々なジャンルを教えています。
設備も整って、教室は十分な広さがあります。

個人の絵画教室には、
講師一人のところもあれば、
複数の講師が在籍して
複数のジャンルを、教えているところもあります。
授業の受け方や方針、料金体系は、様々ですので
事前に良く調べることをお勧めします。

そして、いくつかの教室に
目星を付けたら、
次は実際に、一つの教室に絞る段階です。

目星を付けた気になる教室はすべて
体験教室に参加することを
強くおすすめします。
というか体験は必須です。

多くの絵画教室が、
無料の体験教室をやっています。

実際に教室の雰囲気を感じたり、
講師の指導を間近で見て、
方針や相性を確かめてください。

最終的には、体験教室で
自分に合いそうな教室かを、
しっかり見極めましょう。