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油絵を写実的に描く手順とは?リアルさを引き出すために準備する画材とは

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知ってもらえたら嬉しいです。

こんにちは、画家の佐藤功です。

私が、
普段制作しているのは、
写実的で細密な油絵です。

この記事では、
私自身の描き方をベースとして
写実的に油絵を描くために、
準備する画材から、手順の解説をします

油絵は、
実はリアル(写実的)に描くのに、
非常に適した技法です。

写実的で細密な油絵を描きたい方には
役立つ記事だと思います。

ぜひ活用してください。

まず、皆さんは
油絵と聞いて、どんなイメージを
持たれるでしょうか?

おそらく、ほとんどの人が
印象派の絵のように
筆に絵の具をたっぷりつけて、
大胆にキャンバスに塗り込んで
ざっくり描いた絵、というイメージが
思い浮かぶのではないでしょうか。
下図は印象派のモネの作品。

「牡丹の花瓶」クロード・モネ 1882年

現代で、多くの技法書や、美術を学ぶ場で
教えられている油絵の描き方は、
布目があるキャンバスに
硬毛である豚毛の筆を使って
描く手順が一般的です(印象派のような絵を描くように)

これは、使っている道具から
写実的に描くのに
向いているとは言えません

しかし、
西洋画の歴史を振り返ってみると
油絵が登場した14~15世紀当時は、
油絵は、写実的に描くことができる
革新的な技法
だったのです。

当時、油絵の技法を確立したとされる
画家ヤン・ファン・エイク
の下図の作品を見てみると、
非常に写実的に細密に
描かれていることが良くわかります。

「アルノルフィーニ夫妻像」ヤン・ファン・エイク 1434年

油絵は、約600年の長い歴史の中で
様々な描き方や技法が生まれ、
そして、発展してきました。

実は、
油絵は、14~15世紀に登場した時点で、
そもそも、写実的に描く技法だったのです。

では、ファン・エイクが、
どのように描いていたのかというと、
下地塗りをした平滑な板に
薄く溶いた油絵の具を
何層も何層も塗り重ねて
手間と時間をかけて
このような写実的な描写をしていました

ただ、ファン・エイクは、自らの技法を
秘密にしていたので
実際に、筆など
どのような道具を使って
どのように描いていたのか
詳しいことはわかりません。
(というか資料が見つからない)

下図は「アルノルフィーニ夫妻像」の
中心の拡大図ですが、
円形の凸面鏡、装飾文字、
豪華な天井の燭台、を見ても
繊細な筆や、極細の何かペンのようなもの?を使って
描いていたのではないでしょうか。

「アルノルフィーニ夫妻像」(部分)

これらを踏まえて、
現代で、写実的に油絵を描くために
用意する画材を次に説明します。

では、写実的に描くには、
そのための画材を用意しなければいけません。
まずは、重要なのは、
絵を描く平滑な支持体と、
繊細な筆です

「支持体」とは、絵を描くものです。
一般的にはキャンバスのことですが、
キャンバス生地には、布目の凸凹があって、
写実的な描写には、あまり向いていません。

そこで、木製パネルに下地塗りをして
平滑な支持体を作ります。
これにより、繊細な筆使いができて
写実的な描写ができる
、というわけです。

多くの技法書や、美術を学ぶ場で
油絵は、硬毛である豚毛の筆を使って
描くと教えられていると思います。
そして、画材店に置いている
油絵道具セットに入っている筆は
殆ほとんどが豚毛です。

ですので、油絵は
豚毛の筆で描かなければならない
と思い込んでいる人もいると思います。

硬毛の豚毛の筆は、繊細な表現はできず
写実的には描くのに向いていません。

豚毛の筆

そこで、柔らかくてコシがある
軟毛のセーブルやナイロンの筆を
使う
のです(セーブルとは、イタチ系の毛)
これらの筆により、繊細な筆運びができて
写実的に描ける
ということです。

セーブルの筆

写実的に油絵を描く手順ですが

など、解説する内容が沢山があります。。

これらを、
ブログで、わかりやすく書くには、
かなりの長文になり、
画像も含めると重くなります。

そこで、これらの
油絵を写実的に描くために必要な内容を
「電子書籍」と「動画」に、
わかりやすくまとめました。

基礎的な道具と描き方の解説も含めて、
丁寧に解説しているので
電子書籍73ページ、動画6本と、
かなりのボリュームがあります。

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多くの人に
写実的に油絵を描くことの
楽しさと魅力を知ってもらえたら嬉しいです。