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ロココ絵画とは?特徴は?代表的な画家は、フラゴナール,ヴァトー ,ブーシェ

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ロココとは?特徴は?

こんにちは、画家の佐藤功です。

ロココとは、18世紀初頭~中頃の短い間にフランスで発祥した芸術様式のことです。バロックの次の時代の芸術様式が、ロココになります。

<あわせて読みたい>
〇バロック絵画とは?特徴は?代表的な画家は、カラバッジョ,ルーベンス,ベラスケス

バロック絵画のドラマチックで豪壮な特徴に対して、
ロココ絵画の特徴は、

・優美で繊細
・甘美で官能的
・日常的な主題(バロック期の宗教性は薄れる)

があげられます。装飾性や発想の奇抜さなどはバロックから引き継がれているので、ロココはバロックの延長との見方もあります。

ルイ15世の宮廷から始まったロココですが、ルイ15世の公妾であるポンパドゥール侯爵夫人が宮廷の中でも大きな力をもつことになります。彼女は、傑出した美貌と、知性、教養、芸術的感性を備えていて、芸術の熱心な愛好家であり、パトロンでもありました。

フランソワ・ブーシェ 「ポンバドゥール侯爵夫人の肖像」

フランソワ・ブーシェ 「ポンバドゥール侯爵夫人の肖像」 1756年

<ロココの概要>
ロココは、ルイ14世が没した1715年頃~萌芽を見せはじめ、ルイ15世の代に隆盛しました。

絶対君主制のルイ14世は、ベルサイユ宮殿に、多くの貴族を住まわせて、規律正しく格式ばった宮廷社会を強いたそうです。その後、ルイ15世の代には、ベルサイユ宮殿から貴族たちは解放されました。

ルイ14世に対して、ルイ15世は、政治に関心が薄く、自由奔放で、多くの愛人がいました。それを映し出すように、享楽的なロココの芸術様式が広まったのかもしれません。

この時代のパトロンは、宮廷や教会だけでなく、ルイ14世の圧政から解放された有力な貴族や新興の富裕層が登場してきました。

貴族と、貴族の趣味に憧れる富裕層は、彼らの邸宅で行われた「サロン」と呼ばれる社交界に、学者、文人、芸術家らを集めて、知的な会話を楽しみました。また、文学や演劇、絵画の発表の場でもありました。この「サロン」が、芸術の隆盛に大きな役割を果たしたのです。

前述のポンパドゥール侯爵夫人は、もともと平民でしたが、サロンに出入りしているうちに、ルイ15世に見初められて、公妾になりました(既婚者であったが、夫と離婚した)。

ポンパドゥール侯爵夫人自身でもサロンを開き、様々な芸術家と親交を結びました。また、自分の肖像画など、ブーシェや多くの画家たちに発注してロココの隆盛に貢献したのです。

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ロココの代表的な画家と絵画

下図は、ロココ最初の絵画と言われているヴァトーの「シテール島への巡礼」です。愛の女神 アフロディテの聖地であるシテール島で、若い貴族の男女の出会いの場となっています。複数のカップルが誕生して島から帰るところのようです。テレビ番組で、こんな企画があったような、、、(^^;ヴァトーのように宮廷の支援を受けずに、富裕な市民層の支持を得て活躍する画家たちが出現してきました。

アントワーヌ・ヴァトー 「シテール島への巡礼」

アントワーヌ・ヴァトー 「シテール島への巡礼」 1717年

下図は、フラゴナール「ぶらんこ」ですが、ロココ絵画の中で一番有名かもしれません。ぶらんこに乗る若い娘、右後ろでぶらんこを押す僧侶、左下にはスカートの中を覗く若い貴族。官能的で奇抜な発想です。ロココ時代には、いわゆる甘~い絵画が数多く描かれました。ルネサンスやバロック期には考えられないですね(^^;

ジャン・オノレ・フラゴナール 「ぶらんこ」

ジャン・オノレ・フラゴナール 「ぶらんこ」 1768年

次は、静物画が有名なシャルダン。ですが、風俗画(人物画)も得意としています。シャルダンは、ロココの画家の中でも甘美さや官能さとは一線を画し、つましい日常を実直に捉えた作風です。

作品は、一心に独楽を見つめる静止した子供と、今にも落ちそうな独楽の緊張感。独特な温かさと詩情が感じられる作風で、当時は、歴史画や宗教画と比べて、格が低いと見られていた風俗画、静物画の格上げに貢献しています。

ジャン・シメオン・シャルダン 「独楽をする子供」

ジャン・シメオン・シャルダン 「独楽をする子供」 1738年

まとめ

ロココ様式が続いたのは、美術史から見ると、ルイ15世の在位(1715~1774年)を中心とした、ごく短い期間でした。最後の方は、王族・貴族と市民の不平等な税制への不満と、あまりに甘美で官能的・貴族的なロココ美術は、市民から批判を受けフランス革命に繋がります。美術様式も次の時代(18世紀中頃~)の新古典主義に続いていきます。

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