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【油絵初心者】木の描き方!リアルで簡単に描くコツ

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こんにちは、画家の佐藤功です。

今回は、油絵で木の描き方を解説します。

あなたは、木を描くときに
こんな悩みはないでしょうか?

もし、そう感じているなら、
この記事を読んでみてください。
あなたの悩みをすぐ解決できる
実践的な描き方がわかります。

木は大きく分類して、
針のように細長い葉を持つ針葉樹
広く平たい葉を持つ広葉樹があります。

最初に、これらの違いを区別するポイントを解説します。
そして、普段、街並みや公園などでよく見かける
広葉樹を簡単に描ける手順とコツを解説します。

最後まで読めば、
あなたは、油絵で迷いなく簡単にリアルな木が描けるでしょう。

この章でわかること

針葉樹と広葉樹の構造の違いを理解し、描き分けポイントを簡潔に掴めます。

リアルな木を描くための第一歩は、
筆を持つより先に、「対象の構造の理解」です。

針葉樹広葉樹について、
それぞれの構造の違いについて、
区別するポイント一覧と写真で解説します。ご覧ください。

<針葉樹><広葉樹>
全体シルエット円錐形球、楕円状の球
幹の特徴まっすぐ伸びるものが多い曲がって枝分かれしているものが多い
枝の特徴幹から横に細く伸びるものが多い幹から枝分かれし、上部ほど細くなるものが多い
葉の形針のように細長い広く平たい
樹種スギ、ヒノキ、マツ、などスギ、ヒノキ、マツ、など

このように、木は幹と枝、葉、という立体的な構造を持ち、
針葉樹広葉樹で特徴の違いがあります。

これらを踏まえて、
次に、実際に油絵の具で木を描くときの重要ポイントを解説します。

まず、以下の完成図をご覧ください。
この広葉樹の簡単な描き方を解説しますが、
その前に描くときの重要なポイントを解説します。

<完成図>

実際に油絵の具で描くときは、
次の図解で示すポイントに留意してください。
特に「幹と枝の関係」と、
「葉っぱ一枚一枚」ではなく、「葉を、まとまり」として捉えることが重要です。

この章でわかること

広葉樹の豊かな葉群のボリュームを出すための筆と描き方の紹介。
初心者でも、簡単にリアルな木が描ける手順がわかる。

では、実際に木を描いていきます。
まず、使う筆を紹介します。

木を描くときに、効果的な筆を3種類紹介します。

1.硬い豚毛の筆(穂先の形状:フィルバートや平筆)
葉を立体的にまとまりとして、描くときに便利。筆を叩くようにして絵の具を塗る。
ざっくりした質感で葉のまとまり感が表現できる。

2.ナイロンやイタチ系の細い筆(穂先の形状:丸筆やラウンド)
細かい葉っぱや、枝、幹などが描きやすい。

3.ナイロンの筆(穂先の形状:フィルバート)
地面や背景(空)を塗る。

※これらは使う筆の1例です。他にも木を描くときに、効果的な筆は様々あります。

ここで、お知らせです。

この記事で紹介している手順は、
最小限の手順で簡単に描く方法ですが

油絵は、とても奥が深く
絵の具の重ね方や、溶き油の扱い方により
深みのある重厚な表現ができます。

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それでは、油絵の具で広葉樹を描いていきます。
具体的な手順を説明します。
さっそく描いていきましょう。

4B程度の柔らかい鉛筆で下絵を描く。

最初、形が決まるまでは、
ごく薄く描いて、形が決まってきたら、
やや濃い目に描く。

特に、幹と枝の繋がりをある程度描く。
葉っぱをまとまりとして捉える。
まとまりが複数付いている感じ。
(ざっくりと円で囲むようにする)

描いたらフィキサチーフ(定着液)をスプレーして
鉛筆の下絵を定着させる。

こげ茶色(ダークグレーに近い)で幹・枝を描く。筆は、細い筆(丸筆やラウンド)を使う。

幹は、曲がり枝分かれして、上に行くにしたがって細くなる。
主となる幹・枝が描ければよいが、葉っぱで隠れている箇所も描く。

深緑で描いていく。
豚毛の筆をキャンバスに対して垂直に持ち、叩くようにして絵の具を乗せる。

葉を立体的にまとまりとして捉える。
右上から光がきているので、
葉のまとまりの左下や木の内側を暗くしていく。

やや明るく鮮やかな緑で描いていく。
豚毛の筆をキャンバスに対して垂直に持ち、叩くようにして絵の具を乗せる。

葉を立体的にまとまりとして捉える。
右上から光がきているので、
葉のまとまりの中段から右上あたりに塗っていく。

幹や枝の一部に、先に塗った幹の色より、やや明るい色を塗る。細い筆で描く。

鮮やかな緑(黄緑)で描いていく。
豚毛の筆をキャンバスに対して垂直に持ち、叩くようにして絵の具を乗せる。

葉を立体的にまとまりとして捉える。
右上から光がきているので、
葉のまとまりの右上あたりに塗っていく。

ここで、お知らせです。

この記事で紹介している手順は、
最小限の手順で簡単に描く方法ですが

油絵は、とても奥が深く
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明るく黄色に近い黄緑で描いていく。
細い筆で、ちょんちょんと絵の具を置くようにして、
1枚1枚の葉を描く意識で。
このように葉っぱのハイライトを表現する。

くすんだ緑や、くすんだ黄緑で、地面の草を描く。
木のすぐ左下あたりは影なので暗い色を塗る。
ナイロンの筆(フィルバート)で描く。

空の上部に、ごく薄い水色を塗る。
その下に、さらに薄い水色(ほぼ白)を塗る。
ナイロンの筆(フィルバート)で描く。

細い筆で、葉や枝の隙間に空の色を塗る。
木の輪郭あたりにも細かく空の色を置いて、葉っぱらしい形を表現する。

全体を見て、
必要なら微調整する。
問題なければ
これで「完成」となる。

この章でわかること

簡易的な描き方からステップアップした、木の表現の紹介
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本記事では、初心者向けに簡単でリアルな木の描き方を紹介しましたが
いかがだったでしょうか?
楽しくチャレンジできたでしょうか。

この記事で紹介した手順は、
最小限の手順で簡単に描く方法ですが、
油絵は、とても奥が深く
絵の具の重ね方や、溶き油の扱い方により
深みのある重厚な表現ができます。

次の木々の絵は、私が時間をかけて、油絵の具の特性を十分に生かして描きました。
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