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油絵のサインの書き方と色:ベストな場所は?プロが教えるおすすめ

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こんにちは、画家の佐藤功です。

油絵を描いているあなたは、作品が出来たときに

といった迷いはなかったでしょうか。

この記事では、基本的なサインの役割や考え方、
そして、サインを書く場所、書き方、使う筆や色、失敗した時の修正術まで
サインの取り扱い方の全般を徹底解説
します。

この記事を最後まで読めば、あなたは迷いなく
油絵作品へ「サイン」を入れられるようになるでしょう。

手っ取り早くサインの書き方が知りたい方は、
目次の「5-3. 書き方の手順」から参照
してください。
佐藤が実際にサインを書く手順を紹介しています。
この手順で今までキレイに書けているのでお勧めです。

目次

そもそもの疑問ですが

「油絵にサインを書く際にルールはあるのか?」

ですが、

「厳密なルールはありません」


サインは書いてもよいし、書かなくてもよいです。
書くとしても、作品のどの場所に、どのように書かなければならない
という決まりもありません。

作品の販売を想定しているプロ画家の場合は、
サインを書くことが殆どですが、
趣味で描いている場合は、
どちらでもかまいません。
ただ、自分の描いた作品に責任を持つ、
という意味ではサインを書くことに意義はあると思います。

少しカタくなりましたが、
サインを書いた方がカッコいい!
と思って書いてもよいと思います!

これから油絵におけるサインについて説明します。
サインには、厳密なルールはないので、
美術業界、特に洋画界隈での一般的な慣習と
佐藤が画家として長年の経験上
正しいと思うサインの役割や考え方、取り扱い方を紹介します。

サインは以下の二つの重要な役割を果たします。

それは作品の
「完成の証」であり
「作者の保証」でもあります。

「完成の証」:サインは、作品の完成後に書きます。サイン記入の有無により、完成作品かどうかを明確にできます。
「作者の保証」: サインは、誰が描いた作品であるかを明確にします。これは著作権や所有権の証明に不可欠です。特に市場に出る作品においては、サインは本物であることの重要な証拠となります。サインがない作品は、真贋判定が難しくなる場合があります。

前述の通り、
サインの存在は、作品が制作者以外の第三者(作品購入者、画廊、美術館など)の手に渡ったとき、
作品の取り扱い方を判断する重要な要素となります。

ですので、サインは、一度決めたら
できるだけ変えない方がよいと考えます。

例えば、作品毎、制作時期、などによって、
サインの表記や色が何度も変わったら、
本人が書いたか、誰が書いたか
の判断が難しくなるからです。

I.Sato
IsaoSato
I.S
サトウイサオ

もちろん、必ずしも一度決めたサインを
変えてはいけない、ということではありません。
西洋美術史に登場する歴史上の画家でも
何パターンもサインが存在することは珍しくありません。
また、日本画においてのサイン(雅号)は、
作品毎、経験、技術レベルによって度々変わるようです。
必然性があれば、変えて良いと思いますが、
軽々には、変えない方が良い
ということです。

表面: 基本的に「右下」に入れるのが一般的です。しかし、絵の構図とのバランスによっては「左下」や「右下左下以外」にも入れることがあります。この辺は柔軟に対応すると良いでしょう。サインは作品を邪魔しないように、あるいは、サインを目立たせながらも作品と調和するように、これらを意識してください

裏面: 作品タイトル、制作年、画材、サイン、氏名(本名)など、より詳細な情報を記載します。裏面に直接書くか、シール等に記載して貼ります。どこに記載してもよいですが、特にこだわりがなければ、右下でよいでしょう。裏面に詳細な情報を記載することで、第三者の取り扱い(真贋判定、展示、保管、修復等)がスムーズになります。

「表面」に書くサインについて、もう少し詳しく説明します。

作品を邪魔しない:サインは控えめに、作品の美しさを損なわない、位置、大きさ、色、を選ぶ。例として、下図は、コルネリス・デ・ヘームの作品ですが、右下に目立たない色でサインが書かれています。

作品に調和する:前述の作品を邪魔しないサインの一方で、絵とのバランスをみて、あえてサインを目立つ場所に配置して、絵の一部として調和するように、位置、大きさ、色、を調整する、こともあります。例として、下図は、ゴッホの作品ですが、黄系色の作品に対して目立つ青系色でサインが明確に書かれています。サインが、花卉のデザインの一部ように作品と調和しています。

額縁を考慮する:作品を額縁に入れる場合、作品の四辺は額縁にかかって5mmほど隠れてしまいます。額縁に入れる場合は、サインを作品の端っこギリギリにせず、1cm~1.5cmほどスペースを空けましょう。

耐久性の配慮: サインに使用する画材は、作品本体と同じ油絵の具、溶き油を使用し、同等の耐久性を持つものにする。

サインの色は、
制作者がサインをどう扱うか
考え方によって決めると良い
と思います。

例えば、作品の邪魔をしないサインにしたいなら
黒、落ち着いた中間色(グレー系、茶色、深緑など)、
作品の基調色に近い色、が考えられます。

サインを明確にして、作品の一要素として調和させたいなら
原色(赤、青、黄)、彩度が高い色、
作品の基調色に対して補色、も考えられます。
記入する箇所の色によって、
明度差が発生する色もありえます(白地に黒サインや黒地に白サインなど)

※ちなみに私は、赤系色で明示的にサインを書いています。


ここでお知らせです。
絵にサインを入れたい、という気持ちは、
特に出来栄えが良く、気に入った作品なら
なおさらだと思います。

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サインのデザイン(どう表記するか)に厳密なルールはないので、
ローマ字、イニシャル、タイポグラフィ(文字をデザイン化したもの)、漢字、
など、どのように表記してもよいです。

油絵を制作する人は、
だいたいローマ字のフルネーム、姓のみ、名のみ、イニシャルの表記が多い印象です。
あるいは、自分でアルファベット文字を、
文様のようにデザインしてサインとする人もいます(タイポグラフィ)
あとは、油絵に漢字のサインをする人も、少ないですが見かけます。

自分で見て「カッコいい」とか
シンプルに気に入った表記で良い
と思います。
中には読めないくらい崩したサインや、
独自のタイポグラフィや、象形文字風サインなど、読みにくいサインも見かけますが、
作品毎に変えずに統一していれば、誰が書いたかわかるので、それはそれで良いと思います。

以下は、私の名前「佐藤功」でサインの例を、いくつかあげます。
この中で実際に私が使っているサインは「I.Sato」です。

I.Sato
IsaoSato
I.S
サトウイサオ

ナイロンやイタチ系の細い筆が書きやすいです。面相筆、丸筆、ラウンド、といった種類になります。より繊細なサインを書きたい場合は、極細の筆を選択するとよいでしょう。

サインの書き方は、画家によって様々だと思いますが、
佐藤が実際にサインを書く手順を紹介します。
この手順で今までキレイに書けているのでお勧めです。

絵が完成して、絵肌が乾燥した状態にする。
絵の右下にサインを書くとする。

サインを書く箇所に、揮発性油(ペトロール or テレピン)を塗って、ペーパータオルで軽く拭き取る。2~3分ほど放置して濡れた感じがなくなるまで待つ。これは絵肌を若干湿らせて、筆の滑りを良くするため。綺麗なサインを書くための処理。

絵の具は、溶き油で緩めに溶く。筆の滑り、絵の具の乗り、を良くして、文字を描きやすくするため。溶き油は、油絵制作に使っているものと同じにする。

額縁に入れる場合、サインは端っこギリギリにせず、1~1.5cmほどスペースを空ける。
慎重にサインを書く。

サインを書き損じた場合の修正術を解説します。
書き損じがわかった時点で、絵の具が固まらないうちに、すぐサイン全体を拭き取ります。

ティッシュペーパー等の柔らかい紙や布に揮発性油(ペトロール or テレピン)を含ませ、
軽く叩くようにして、優しく絵の具を拭き取る

※注意点として、サインを拭き取るとき、強くこすらないこと。描画層の絵の具まで剥がれてしまう場合がある。

1度拭いて汚れたティッシュペーパーは、すぐに取り替える。
新しいティッシュペーパーに揮発性油を含ませ、軽く叩くようにして、優しく絵の具を拭き取る

細かい部分に絵の具が残っていたら、綿棒に揮発性油を含ませ、軽く叩くようにして、優しく絵の具を拭き取る
(ティッシュペーパーでキレイに拭き取れていたら、この工程は不要)

キレイに絵の具が拭き取れたら、濡れた感じがなくなるのを待って、最初からサインを書き直す。


ここでお知らせです。
絵にサインを入れたい、という気持ちは、
特に出来栄えが良く、気に入った作品なら
なおさらだと思います。

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歴史上の名画のサインは、
単に右下に入れるだけでなく、いろいろなバリエーションがあります。
あなたのサイン入れの参考にしてみてください。

※これから紹介する名画のサイン部分に赤丸を入れています。

ヤン・ファン・エイクアルノルフィーニ夫妻の肖像」1434年

サインが作品中央に、カリグラフィー文字で堂々と書かれています。このサインは「ヤン・ファン・エイクここにあり1434年」と書かれていて、夫妻の結婚の証人としてエイクのサインが書かれた説があります。真意はわかりませんが、サインを絵画の1要素として明確に扱い、作品に調和させています。

クロード・モネ「ウォータールー橋 霧の効果」1903年

右下に、作品の基調色に近い色で、サインが入っています。色も場所も、作品の邪魔はせず、かつ、さりげなくサインだとわかります。

フェルメール「ヴァージナルに座る若い女性」1670-1672年

サインが、女性の頭部右横に書かれています。フェルメール作品のサインの場所は、一定ではなく、謎解きのように探すと面白いかもしれません。この作品では、鑑賞者の視線が誘導される頭部近くに、あえて入れているように思います。

エゴン・シーレ「ホオズキのある自画像」1912年

右下の空白にサインと制作年を入れています。
シーレのサインは、書道の落款のようなデザインが特長的です。特に人物画では空白部分に(右下に限らず様々な場所に)、このサインが見られます。デザインのワンポイントアクセント的に扱かっている印象です。

エドワールト・コリール「静物」1699年

沢山のモチーフの中で、書類?の印刷物としてサインが書かれています。サインを1つのモチーフとして扱っていますが、モチーフに擬態したサインを探すようで面白いですね。

A. フルネームでなくて問題ありません。油絵画家は、アルファベットで、姓のみ、またはイニシャルのみでサインを構成している場合が多いです。重要なのは、そのサインがあなた固有のものであることと、シリーズを通してできるだけ統一されていることです。フルネームはキャンバス裏面に記載すれば十分です。

A. 制作年やタイトルは、作品の裏面に記載するのが一般的です。表面のサインの近くに制作年を小さく入れる画家もいますが、この辺は好みです。作品の視覚的な邪魔になると感じたら、裏面への記載でよいでしょう。

A. どちらも間違いではありませんが、作品本体の基調色を考慮して「馴染ませる」方が一般的だと思います。例えば、風景画の右下が濃い緑色なら、グレー系や白、同系色の黄土色などのサインが考えられます。あえて対比させる色の場合は、サイン自体をデザインの一部として、色だけでなく、意図的に、場所・大きさも、絵と調和させるとよいでしょう。


以上、油絵のサインについて、解説しましたが、
いかがだったでしょうか?

絵にサインを入れたい、という気持ちは、
特に出来栄えが良く、気に入った作品なら
なおさらだと思います。

そこで、
もっと油絵を上達させたい
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これを見ると、
油絵の描き方 基本的な手順とコツがわかります。

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