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睡蓮|クロード・モネの 代表的作品 |感想と解説 |印象派の代表的な画家

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クロード・モネ(1840年~1926年)の 代表作「睡蓮」

こんにちは、画家の佐藤功です。

印象派の代表的な画家「モネ」。
モネと言えといえば、

「睡蓮」

と言えるほど、代表作だと思います。

下の画像のような睡蓮を描いた作品を多数制作しています。

モネは日本文化に非常に傾倒していて、膨大な数の浮世絵をコレクションし、自宅の屋敷に日本風庭園までつくっていました。この日本風庭園に浮かぶ睡蓮が、晩年のモネのモチーフとなり、睡蓮の連作に没頭させました。

睡蓮は200点以上制作されたといわれています。

<あわせて読みたい>
印象派とは?|ポスト印象派,後期印象派,新印象派とは?|モネ,ルノワール,セザンヌ,ゴッホの作品で説明

モネのすごい描き方

私は、画学生時代に、印象派の色彩やタッチを研究していた時期があったので、モネは興味深い画家のひとりです。

研究の具体的な内容は、パレットで混色せず、キャンバス上で隣同士にどのような色を塗れば、離れて見ると、視覚上で色が混ざって、どのような色・形に見えるかなどを研究していました。また、同様に絵の具の重ね方も同じように研究していました。

一般的に絵の具は、色数を混ぜれば混ぜるほど、鮮やかさを失っていきます。下の「睡蓮」の【拡大図】を見ると、鮮やかな色のまま(黄色、緑、赤、ピンク、紫など)を筆でザクザク塗っています。筆跡がはっきりしており、睡蓮の形がよくわかりません(色の鮮やかさから、おそらくパレット上では、ほとんど混色はしていないと思われます)。

しかし、この状態で離れて見ると、下の【全体図】を見てください。

【拡大図】

下の【全体図】で見ると、池に浮かぶ睡蓮がわかります。もちろん、睡蓮の形態がはっきりわかるというよりは、睡蓮が浮かんでいる、その場の雰囲気が出ているという印象ですが。そして、この描き方のすごいところは、ザクザク塗った鮮やかな色が、離れて見ると視覚上で色が混ざり、鮮やかな葉や花の色で見えるというところです。このような描き方は、光を感じさせる描き方に特に有効だと思います。

【全体図】

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実際に見たモネの絵。実は、、、残念なことが

日本でも、いくつかの美術館に睡蓮は収蔵されていますが、うち何点かは、上野の国立西洋美術館の常設展で展示しているので、行けば、ほぼいつでも鑑賞することができます。

国立西洋美術館
https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

国立西洋美術館の常設展で、私が睡蓮を見た感想は、前述したとおり、近くで見ると、絵具がざっくり塗り重ねられていて何を描いているのかよくわからないです。

でも、離れて見ると、、、

視覚の上で色が混ざって池に浮かぶ色彩豊かな睡蓮に見えてしまうんですね。

ただ、国立西洋美術館の睡蓮はどれもあまり大きくなく物足りないという印象でした。

あと、モネに限らず、印象派の絵画にわりとあるのですが、油絵の具に油が足りないのか、ニスがけしていないのか、絵肌がカサカサしていて艶がないのです。中には、下手すると、絵の具がボロッて、はがれてしまいそうな絵もあります。色彩豊かな絵に艶がないのは、少し残念な気がします。

やや批判的なことも書きましたが、国立西洋美術館の常設展は、モネの睡蓮が複数枚見れますし、他にピカソ、ミロ、ルノアール、セザンヌ、など、粒ぞろいの作品がそろっているので必ず見た方がよいです(※)。企画展のチケットで常設展は見れますし、常設展のチケットも手ごろな価格なので常設展のみで来館するのよいでしょう。


ところで、パリのオランジュリー美術館では、モネ最晩年の「睡蓮」の大連作が展示されています。天井から自然光が差し込む楕円形の部屋の壁に360度見渡せるように展示されているようです。

部屋に入ると美しさに感動するとのこと。私は行ったことないですが、ぜひ見にいってみたいですね。

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【美術館】画家が、おすすめする鑑賞方法「興味ない絵は1秒だけ見ればよい」

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