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【美術館】画家おすすめの鑑賞の仕方「興味ない絵は1秒見るだけでよい」

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画家視点で、おすすめの鑑賞の仕方「興味ない絵は1秒だけ見ればよい」

こんにちは、画家の佐藤功です。

描く側の画家からの視点で、美術館の鑑賞の仕方を紹介します。

私は画学生のころから、美術館に行くたびに、自分の絵の制作に少しでもプラスになる知識や技術、発想などを美術鑑賞から得たいと思っていました。そのために施行錯誤して辿りついた鑑賞の仕方です。ですので実践的です。美術鑑賞から知識や知見、技術など何かを習得したいという方にはおすすめします。


たとえば、


興味ない絵は、1秒だけ見る


など6つのポイントがあります。


気軽に美術鑑賞を楽しみたいという方には、やや面倒な内容かもしれませんが、美術鑑賞から何かを得たい、作品を深く理解したい、美術の知識を増やして仕事に生かしたいと考えている方には、役に立つ鑑賞方法だと思います(もちろん気軽に美術鑑賞を楽しむのも良いことですよ^^)。


美術館に行って、絵を見てもあまりよくわからなかった、混んでいて疲れた、集中できなかった、などと感じたことはないでしょうか?それは、映画など他のエンターテイメントとは違って、美術は鑑賞する側が積極的に理解しなければならない場合があるからです。また、美術館は、極端に混まないと入場制限をしないので週末や祝日などは混んでいることが多いです。

美術鑑賞をする方の中には、週末などに興味のある展覧会に、なんとなく行っているという方もいるかと思いますが…これはとてももったいないことです。下準備をしていけば、さらに理解が深まって得られるものがあり、楽しめると思います。

美術館によっては、入館料が映画と同じくらいか、それ以上の料金なので、しっかり得るものは得たいですよね。それに主要美術館の企画展では、海外からの貴重な作品を借りてきて展示されることもあるので、普段、国内には無い作品を観れる貴重な機会なのです。

<あわせて読みたい>
「国立西洋美術館|良質な企画展、常設展も見どころ|松方コレクション収蔵の美術館」

絵画を鑑賞するポイント6つ

では、そのための絵画鑑賞6つのポイントをこれから説明します。6つは多いかもしれませんので、簡単にしたい方は、最後に最低限抑えておけばよい2つのポイントだけ書いておきます。



絵画鑑賞のポイント6つ


  1. 予習をする。
  2. 事前に混み具合を調べる。
  3. 美術館で用意しているヘッドフォンの展覧会音声ガイドを借りる。
  4. 興味ない絵は、1秒だけ見ればよい。
  5. 出口まで行ったら、気になった絵だけを戻って鑑賞しなおす。
  6. 出口のショップで、図録などを購入する(購入したい場合のみ)。

順番に詳しく説明します。


1.予習をする。
展覧会の企画と画家について事前に下調べ(予習)すると、絵を理解しやすいです。美術館では、絵を鑑賞することに集中するために、予習は必須です。時間に余裕あれば、事前に画家の伝記などを読み、画家の人間性や私生活、時代背景、国、などを調べる。時間がなければ、インターネットなどで、展示しているメイン作品いくつかの概要を調べる程度でかまいません。

予習をしていくと、例えば、

ピカソについては、女性遍歴が激しく、女性が変わると絵も変わる傾向にある。ということが予習でわかっていれば、展覧会で、どの女性のとき、何歳のとき、生活環境がどのような状態のときに、どんな絵になったのか、というように掘り下げて鑑賞することができます。



2.事前に混み具合を調べる。
混んでいると鑑賞に集中できなくて、疲れます。混み具合は、美術館に直接電話で問い合わせるか、インターネットやSNSなどで実際に行った人の感想を調べればよいです。たいてい平日が空いていますが、土日・祝日であれば、開館直後の午前中か閉館前が比較的空いていることが多いです。ちなみに私は、平日の空いているときにしか美術館には行かないです。


3.美術館で用意しているヘッドフォンの展覧会音声ガイドを借りる
美術館の企画展によりますが、たいてい入り口にヘッドフォンで聴く音声の展覧会ガイド(レンタルで500円ほど)を用意しています(ない場合もあります)。展覧会のいくつかの主要作品について、エピソードを交えたわかりやすい説明が聞けます。作品ごとに再生できるので、興味のない絵の説明は、とばしてかまいません。ただし、再生速度が遅い、説明が長いと感じることがあるので、借りてみて自分に合わなければムリに借りる必要はありません。

美術館の係員に教えてもらうのも良いと思います。係員は、人にもよりますが、だいたい美術関係の知識を持っています。何か疑問点があったら聞いてみてください。質問以上のことを説明してくれることもあります。ただし、係員の仕事があるので、短時間で済ませましょう。


4.興味ない絵は、1秒だけ見ればよい。
最初から1枚1枚じっくり見ていくと途中で疲れて集中力が切れます。興味が持てない絵は、1秒見たら十分です。時間をかけて見ても翌日には、記憶から、ほぼ消えています。本当に興味が持てる絵に集中力を使って鑑賞すれば、後々まで詳細な記憶が残ります。あと、館内にあるセクションごとの説明パネルも読んだほうがよいですが、面倒なら斜め読み程度でかまいません。絵を鑑賞する方に集中力を使った方がよいです。事前の予習をしっかりしていれば、パネルの説明は斜め読みで大丈夫です。


5.出口まで行ったら、気になった絵だけを戻って鑑賞しなおす。
出口まで行って、そのまま出るのではなく、戻って気になった絵を鑑賞しなおしましょう。気になった絵だけでよいです。間近で見たり、離れて見たり、筆致を見たり、額縁を見たり、サインを見たり、キャプションや説明パネルを読んだりじっくり鑑賞します。私の場合は、いつも1~5点ほど気になって鑑賞しなおします。


6.出口のショップで、図録などを購入する(購入したい場合のみ)。
ショップで図録などを購入します。これは、購入したい場合のみでよいです。企画展の会場で販売している図録は、会場だけでしか販売していないことが殆どなので、気になったら購入しておきましょう(気にならなかったら購入しないでよいです)。帰宅してから、ゆっくり読んで、気になった絵の詳細を確認したり、理解を深めたり、新たな情報を得たりすることができます。あとから、購入できないので、迷ったら買いです(ヤフオクやメルカリで購入できるかもですが)。



以上、このような感じです。説明した6つのポイントは必ずしも実行しなければいけない、というわけではありません。とりあえずやってみて、これは必要だなと思ったものだけを実行するのでかまいません。ムリに全部実行しようとしても負担になり、美術鑑賞から遠ざかってしまいます。

今後の美術鑑賞の参考にしていただければ幸いです。

この記事をご覧になっている人は、
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最低限以下2つのポイントを抑える

6つは多いかもしれませんので、特に、最低限以下2つのポイントを抑えておけばよいです。


  1. 予習をする。画家の人間性や私生活、絵の制作背景を調べる。
  2. 館内で気になった絵を見つけて、それをじっくり鑑賞する。


重要な補足

説明を補足すると、基本的に、この鑑賞方法は一人で行くことを想定しています。ペアやグループなど複数で行く場合には、あまりお勧めできません。どうしても他の人のペースに合わせる必要があるので、自分が興味ある作品の鑑賞に集中できないからです。

ペアやグループなど複数で行く場合は、皆で館内を一通り観たら、待ち合わせ場所と時間を決めて、各自自由行動で鑑賞すればよいです。

あるいは、複数で行く場合は、何かを習得するという意識はムリに持たず、皆と楽しむことに集中するので良いかもしれませんね。

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〇美術館のマナーと服装「短パン、Tシャツ、サンダル、大丈夫?

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