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ピカソ 名言の解釈・考察 「無理やり探して見つかった個性なんて偽者だ」 「想像できることは、全て現実なのだ」など

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ピカソ 名言の解釈・考察

こんにちは、画家の佐藤功です。

20世紀を代表する天才芸術家パブロ・ピカソ(1881~1973)

彼の名言をいくつか見てみたいと思います。
ピカソの名言と、その下に私の解釈・考察を書きました。

『無理やり探して見つかった個性なんて偽者だ』

個性とは、探したり、奇をてらったりすれば見つかるようなものではなく、
繰り返し制作する中で、どうしても滲み出てくるもの、が個性なんでしょうね。

私は、画学生時代に、自分の絵を模索しようと、奇をてらった抽象画や、原色を使ってどぎつい絵を描いた時期がありましたが、長続きはしませんでした。様々な作風を試しましたが、結局は、どうしても写実的に描くことに行きついてしまうので、それが個性ということだと思います。

『僕の内面は、否応なく、僕の絵画に表れる』

ひとつ上の名言と近いですが、
夢中で制作していると、
意図せずとも、内面や個性は、どうしても絵画に表れてしまう、
ということでしょうね。

<あわせて読みたい>
若きピカソの内面を表現した時代。悲哀と繊細さ
〇ピカソ「青の時代」とは?|代表作は?|親友の死がきっかけ|生と死、社会的弱者を描いた

『私はいつも自分のできないことをしている。 そうすればできるようになるからだ』

芸術だけでなく、普遍的な教訓ですね。
未経験のことでも、とにかくやってみれば、そのうちできるようになるということでしょう。
絵画でも描いたことがない対象でも、繰り返し描いていけば、たいだい描けるようになります。

ただ、向いていなくて、できないことは
ある程度で、やめることも必要ですね。

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『コンピューターなんて役に立たない。 だって、答を出すだけなんだから』

コンピューターが役に立たない、ということはないでしょうけど、
つまり、コンピューターは、計算やデータ分析したり、大量のデータから傾向を学習することはできるけど、新たな発想や思想などを創り出すことには向いていない、ということでしょうかね。

また、芸術については、芸術は答えを出すものではないし、
創作は結果だけでなく、創作過程も重要である、とも解釈できます。

『想像できることは、全て現実なのだ』

想像することの重大さを表していると思います。
すべての現実は、想像から始まっている
ということでしょう。
(これは自己啓発本に、よく書かれていることですね)

例えば、空を飛びたいという想像をした人がいるから
飛行機が発明された、とか。

ミュージシャンでも、ジョン・レノンが「イマジン」の
歌詞に平和を実現するよう込められていますね。

~想像してごらん
  みんなが、ただ平和に生きているって~

絵の制作でいうと、描く前に「こういう絵を描く!」と具体的に強くイメージした方が、イメージしたとおりの絵が描ける可能性が高くなります。
逆になんとなく描き始めた絵は、イマイチな絵になることが多いです。

『牡牛は牡牛、馬は馬だ。 鑑賞者は結局、見たいように見ればよいのだ』

ピカソの代表作「ゲルニカ」についての名言です。
「ゲルニカ」はスペインの内戦を題材にした作品ですが、人々は各モチーフについて、
牡牛はフランコ将軍、馬は苦しむ民衆、とか解釈を決めつけようとする。
しかし、画家自身は、描きたいと感じたものを描いている。
モチーフのひとつひとつに限定的な意味を持たせているわけではない。
解釈は、鑑賞者が自由にしてよい。
ということだと思います。

ただ、この名言を深読みすると、おそらく「ゲルニカ」には、スペイン内戦という限定的な意味を持たせるより、あらゆる暴力・抑圧からの再生や復活といった普遍的な意味合いを持たせたい。だから、鑑賞者した個人が自由に解釈できるように配慮した、というような気がします。

さらに詳しい「ゲルニカ」の考察については、こちらの記事「ゲルニカ(ピカソ)の意味と解説|伝えたいことは?|牛,馬,花の意味」にまとめました。

『私は対象を見えるようにではなく、私が思うように描くのだ』

ピカソの絵をみてわかるとおり、
様々な画風に変遷していますが、
それらは、目で見たままではなく、
見たものを、画家の感性というフィルターを通して描くということですね。

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